2025.11.10
佐久間 崚太 氏
① 会員様の事業内容を教えて下さい
株式会社JUJIは、AI技術を活用した若年層のキャリア形成と、地域企業の採用・定着を支援するスタートアップ企業です。
主な事業として、高校生向けのAI自己分析・マッチングプラットフォーム「ISAI」を開発・提供しています。このプラットフォームは、若者が自身の強みや可能性を見出し、地域企業との最適な繋がりを生み出すことを目指しています。
また、地域企業と若者を繋ぐキャリアイベントの企画運営や、企業へのAI導入支援、人材育成プログラムの提供も行っています。
これらの事業を通じて、地域に若者が定着し活躍できる仕組みを構築することで、持続可能な地域創生に貢献していきたいと考えております。

② 協議会に入会した理由や参加して感じたことを教えて下さい
私たちが協議会に入会した最も大きな理由は、地域の現場で起きている課題を正確に把握したいと考えたからです。
地域創生や観光の領域で活動されている企業・自治体・団体の皆様と直接対話できる貴重な機会を通じて、現場のリアルなニーズや既存施策の実態を深く理解したいと考えております。
AIを活用した人材育成・マッチングの取り組みを進める上では、まずは「地域のリアル」を知ることが不可欠だと強く感じています。
また、協議会での連携を通じて、新しい地方創生モデルを共創したいという目的もあります。
地域企業や行政、観光、教育の各分野と手を携えることで、若者が地域で生き生きと活躍できるような仕組みを共に設計したいと考えています。
AIやデータによる可視化・分析を起点として、地域資源と人材が好循環するような新しい地方創生モデルを、皆様と協力しながら創り上げていきたいと思います。

③ 協議会のどんなところに期待していますか
協議会には、行政、観光、教育、産業といった、地域創生を多面的に支える方々が参加されています。 この多様な視点が交わる場で、現場の課題や新しい取り組み事例を共有し合える「リアルな議論の場」となることを強く期待しております。
単なる情報交換に留まらず、課題を多角的に捉えられる「学びと気づきの場」として機能してほしいと考えています。
また、議論や情報共有だけで終わるのではなく、そこから新しい共創プロジェクトや実証のきっかけが生まれるような、実践的なつながりの創出にも期待しています。
特に、若者と地域を結びつける仕組みづくりや、AIを活用した地域課題の可視化・支援といった、私どもJUJIが貢献できるテーマで、協議会の皆様と積極的に連携していきたいと考えています。
多様な会員の知恵が融合し、持続可能な地域づくりにつながる実践的な成果を生み出せることを期待しています。

